独特のプロモーション

制作チームは作品にあったさまざまな宣伝展開を行うのを得意とする。過去には『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などでも通常の映画宣伝の枠に捕らわれない活動を行った。
制作発表は、羽田空港にあるANAの格納庫で行われ、「Happy Flight」のロゴ入りボーイング747-400でキャストが登場した。キャストはこの機体にサインを残した。
完成披露試写会は実施されなかった。
宣伝キャンペーンは日本全国25都市・25空港を巡った。
2008年10月26日にアメリカ合衆国ワシントン州シアトル、ボーイング社でアメリカ・プレミア上映が行われ、300人の航空関係者が来場。ボーイング747を開発したジョセフ・F・サターから絶賛された。
2008年11月7日、世界初の試みとなる機上試写を実施。羽田空港発関西空港行きの特別便機内で映画を上映した。
2008年11月26日、矢口監督による上映後ティーチ・インが品川プリンスシネマで行われた。
2008年11月27日、興行収入7億突破『ハッピーフライト』大ヒットイベントが日劇で行われ、CAを演じた女優8人が、ANAの歴代CA制服を着用した姿で舞台挨拶を行った。
2008年12月3日、ニューヨーク・プレミアが開催された。
ローソンとのタイアップで、ANA歴代CAフィギュアのボトルキャップ・キャンペーンと空弁・空スイーツフェアが展開された。
ANAは、撮影協力以外に、空港での宣伝活動、公開時にはCM出稿も行った。
映画公開を記念して国内線機はボーイング747-400D(JA8963:元マリンジャンボ)に、国際線機には747-400(JA8097)にステッカーが貼り付けられた。またそれぞれ監督と出演者の直筆サイン入りの記念プレートが機内に設置されている。

従来の矢口映画と同様に、本作でも5本のサイドストーリーが制作された。映画公開に合わせ、『FLY! FLY! FLY!』、『ハッピーエアポート』など多数の航空関連番組が制作されている。
『アイハブ・ユーハブ』 監督:矢口史靖 出演:田辺誠一
『What’s your name ?』 監督:山口晃二 出演:綾瀬はるか
『パイナップル』 監督:石井普一 出演:菅原大吉
『細野が恋をした場合』 監督:山本大輔 出演:佐伯新
『歯医者発、しあわせ便』 監督:松岡良樹 出演:平岩紙